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12月4日(日)新ひだか町での取材

今年、二度目の北海道です。旅費は大丈夫なのかというかんじですが、オフシーズンの航空機は実はびっくりするほど安くて、実家に帰る半分くらいの値段で行けてしまったりします。今回は前回訪れた時に行けなかった民族資料館や記念館の方への取材を行うために訪れました。3日の夜に到着して、ビジネスホテルに泊まるのも割高だったので、今回は駅前の漫画喫茶で寝泊まりしました。

 

翌朝、前回と同じ時間に出発し、高速バスで静内に向かい10時半頃、駅に到着しました。今回はそれほどせわしなく動くこともないので、町を見渡しながらゆっくりと真歌の丘を目指します。

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二度目に訪れた真歌の丘はにぎやかな法要祭の時とはうってかわって閑散としており、かなり広く感じました。人がいないのはもちろんですが、アイヌの衣装文様の賑やかさもあったせいだと思います。腰を下ろして誰もいない広場で改めてまじまじとシャクシャイン像を見るとその荘厳さ、精巧さに気付かされました。この像は彫刻家の竹中敏洋さんという方が制作されたそうで、札幌市内にも作品が数多くあるようです。

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前回行かなかった奥のチャシ跡の方にも行ってみると展望台があり登ってみると静内の町と太平洋が一望でき、北海道らしい雄大な眺めでした。

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その後は当初の目的であった記念館の方に行き、管理人の芦沢さん夫婦のお二方に話を伺いました。芦沢さん夫婦もアイヌ民族の末裔であり、快く色々なことを教えていただきました。それに加え本来12月の間は資料館の方は開けてないらしいのですが、特別に今回中を案内してくださいました。

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資料館と記念館を案内して頂いたあと、私が寒さで震えていたのであつかましくお茶までいただき、さらには帰りのバスで食べてとおにぎりまでにぎってもらってしまいました...。夫の芦沢新一さんの「アイヌには来客はもてなす習わしがあるんだよ」という言葉がとても印象的でした。

 

と、それだけならまだしもその後、奥さんの芦沢めぐみさんに新ひだか町の町中にある新ひだか町博物館にまで車で連れて行ってもらってしまいました。なんでも博物館の方にもアイヌに関する資料が展示されてるとのことです。

博物館には新ひだか町の沿革や観光名所の案内はもちろん、アイヌに関する様々な資料も展示されていました。その中でも特にアイヌ語の話者のおばあさんによるユーカラアイヌ民族に伝わる叙事詩)の試聴のコーナーが特に印象的で、芦沢さんと二人で20分ほど聞き入ってしまいました。

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一通り見て周った後、私の帰りのバスの時間まで待合い場所のようなところでまたいくつか話をうかがわせて頂きました。その時は資料館や記念館を案内してもらっていた時は聞けなかった今も続くアイヌの人々への差別に関する話も話していただき、私としてはアイヌ民族というものに対してより一層理解を深めることができ大変ありがたかったです。最後は駅まで車で送っていただき、握手をして別れました。芦沢さんにはこの1日今日会ったばかりの初対面とは思えないような至れり尽くせりの案内をしてもらい、本当に感謝しかないです。また北海道を訪れた際は会いに来てみようと思います。

お昼に頂いたおにぎりはバスでは食べずにその日の晩御飯としていただきましたがとても美味しかったです。

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