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12月23日(金)滝宮での取材②

昨夜は駅前のカプセルに泊まり、昼前に出発し滝宮には12時頃着きました。この日は曇りがちではありましたが時折陽射しは入り雨が降る様子もなく、滝宮の地ではじめて雨に打たれない日になりそうです。取材の前はいつもかなり緊張するのですが、聞く内容を反芻しつつ、滝宮神社に向かいます。

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境内に入り、社務所の巫女さんに約束していた取材の旨を伝え、神主の綾川雅三さん(綾川町に住んでいて苗字も綾川さんです)が快く招き入れてくれ、神社の中へ入れてもらいました。中では今日は集金日らしく神宮の関係者の人たちが数名で談笑をしていました。早速、綾川さんに取材を行おうとおもったところ、なんでも今日が祝日なこともあってありがたいことに念仏踊りで踊ってられる方が時間が空いているらしく呼んでもらえることになりました。綾川さんはとても気さくな方でその方が来るまでの時間、お茶やお菓子を出してくれ滝宮神宮の歴史や綾川町に関する話を詳しくおもしろく教えてくれました。

 

20分ほどして呼んでいただいた久保篤志さんという方が到着しました。久保さんは念仏踊りの中でも下司(げんじ)という中央で大きな団扇を持って踊るいわゆる花形の役職をここ2年ほどやってられる方であの激しい動きに反してとても温厚で線の細い方です。インタビューの前半では、下司の役割から苦労話を熱心に教えてくださり、後半では念仏踊りにはじまる芸能論などを私の質問に対して真摯かつ一つ一つ丁寧にお話ししてくれました。話を聞いてると本当に古典芸能が好きで頭のいい方だなとインタビュー中の節々で思わせられるほど知識豊富な方で、こういう方がいると伝統的な踊りも心強いのではないかと思います。私自身も久保さんのような方が日本にいて嬉しいです。

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インタビューは1時間ほどで終わり、その後は綾川さんを含めた念仏踊り談義がはじまり、私は聞いていることしかできませんでしたが現地に赴かなければ聞けないような話ばかりでこれもまたとても参考になりました。というのも念仏踊りに関する書籍や資料はそもそもそれほど多くないのでレコーダーも回していましたが、一つ一つの話をなるべくその場で吸収するよう努めました。

話に花がさく最中ではありましたが東京へ帰るための岡山への最終電車が近づいていた

で私は途中でおいとましました。帰り際もお二人が労いの言葉をかけてくれ、ありがたかったです。卒制が終わって落ち着いたらまた必ず訪れたいと思います。

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私が滝宮に訪れると必ずと言っていいほど晴天に恵まれず大体空は濁っていて帰りの道中も曇り空は続いていましたが、気分は真反対にとても晴れやかでした。

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