12月22日(木)滝宮での取材①

秋田県での取材を終え、その日のうちに夜行バスで東京まで戻り、そのまま次は香川県へ滝宮の念仏踊りの再取材に向かいます。夜行バスでいくより割安だった為、今回は飛行機に乗りました。

高松空港に降り立ちそこから高松に到着したのは日の入り前ほどの時間で、今日は移動日だったため駅前のビジネスホテルで明日以降の準備をして過ごすことにしました。

 

翌日朝、高松から琴平電鉄(ことでん)で滝宮駅に向かいます。この琴平電鉄は未だに駅員による切符切りが行われていてとても風情があります。向かう途中の車内は東京の整備された電車にくらべかなりがたがたゆれますがそれもまたいいです。

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滝宮駅に着いたのは11時頃でひとまず最初の目的地であるうどん屋さんに向かいます。普通に観光してるじゃないかというかんじですが、ここ綾川町はうどん県として有名な香川県の中でもさらに讃岐うどんの発祥の地であると言われており、一応これも現地調査の一環ということです。また個人でやっているおいしいうどん屋さんはお昼すぎには店じまいしてしまうところが多く早めにいかないといけないのです。

 私が訪れたうどん屋さんは「松岡」というところで駅から歩いて10分ほどの大通り沿いにあるお店で、かなり素朴な佇まいです。最初開いているのか不安になりました。うどんはシンプルなかけうどんと自家製のてんぷらなどしかありませんでしたがどちらもとてもおいしかったです。

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1日目は撮影日に充てていたので「松岡」を出てからは滝宮の町をひたすら歩きまわることにしました。町中には目立った商業施設やコンビニなどはなく、一軒家と住宅地が広がるいたってのどかな町です。

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夕方ごろ、滝宮神宮を撮影していると雨が降り出してきたので、近くにあった綾川町うどん会館で雨宿りしてから帰ることにしました。うどん会館ではかなりたくさんの種類のうどんや醤油などが売っていてどれも本格派でおいしそうでした。お土産に綾川町で作られている生うどんを買って行きました。あと会館の外には念仏踊りの像が立っていて、この町に根付いていることがうかがえました。

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日が暮れ雨が弱くなってきたところで駅に向かい、高松に帰りました。明日は神宮の方に取材をします。